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旅日誌 #6:ワイヘキ島でハイキングとビーチを堪能する

ワイヘキ島でハイキング・ビーチを堪能する

ワイヘキ島では、とにかくハイキングを楽しみました。休日は「Waiheke Island walkways」に載っているハイキングルートを訪れ、平日も暇を見つけては家の近くのルート(Rocky Bay)を1時間ぐらい散歩しました。

ワイヘキ島でのハイキングがなぜ最高か?それは、海と山を同時に楽しむことができるからです。Waiheke Island walkways は、だいたい海岸沿いなので、海を眺めながらハイキングでき、さらに所々にビーチがあるので、休憩がてら日光浴を楽しんだりもできます。

また、ニュージーランドには蛇が生息していない、というのはそこそこ有名な話ですが、この島でも危険な動物はほとんどいません。物音がしても出てくるのは大抵、鳥かウサギです。なので、オーディオブックやポッドキャストを聴きながらでも、安心してハイキングできました。

ワイヘキ島のハイキングルート

Waiheke Island walkways は全部で8ルートありますが、僕たちは Walk 3 と Walk 7 を除く、6ルートを制覇しました。ここでは、その中でも特におすすめの4ルートを紹介します(よかった順)。

Walk 2

Walk 2 は、オネロアよりさらに奥の西海岸に位置するハイキングルートで、オークランドシティ行きのフェリー乗り場からスタートし、海岸沿いをつたってオネロアの街まで続いています。その道中に広がる海の風景は、まさに絶景で、僕たちが行った日は快晴だったので、フェリー乗り場近くの丘からはオークランドの「スカイタワー」を見ることができました。海岸沿いの道はとても風が強いので、終始、帽子を飛ばされないよう注意が必要です。Walk 2 全体の所要時間は 2, 3時間ですが、途中に閉鎖されている区間があったので、ルートの最初から最後までは歩き切れませんでした。なので、2/3ぐらい進んだところで別の道をとってオネロアビーチに向かい、そこでハイキング終わりの日光浴を楽しみました。

Waiheke Island walkways Walk 2 から見渡す海

Waiheke Island walkways “Walk 2” から見渡す海

フェリーが向かう先には「スカイタワー」が見える

フェリーが向かう先には「スカイタワー」が見える

海岸沿いをつたってオネロアの街まで続く

海岸沿いをつたってオネロアの街まで続く

Walk 5

Walk 5 は、Rocky Bay の西エリアをぐるっと一周するようなルートで、海岸沿いの道とブッシュの道が混ざったコースです。エアビーアンドビーで借りた家の近くだったこともあり、僕らがワイヘキ島で初めて行ったハイキングルートでもあります。途中、コンクリートの道に出ないといけない所もありましたが、大体は自然の中を進んでいく感じで冒険心がくすぐられました。ルートの最南部は海岸沿いの道が続きますが、潮汐(ちょうせき)の関係で、その道の最後の部分が海の中に沈んでしまっていました。ゴール目前で折り返すことはできないので、膝上まで海に浸かりながら強行突破する、という手段をとりました(ワイルドだろ〜?)。Walk 5 自体の所要時間は 2時間ですが、家から直接歩いていったので、トータルで 3, 4時間はかかったように思います。

Waiheke Island walkways Walk 5 道中にて

Waiheke Island walkways “Walk 5” 道中にて

のんびり暮らすアルパカたち

のんびり暮らすアルパカたち

ルートの最南部は海岸沿いの道が続く

ルートの最南部は海岸沿いの道が続く

Walk 6

Walk 6 は、Rocky Bay の中央部をぐるっと一周するようにブッシュの中を進んでいくルートです。ここは、先ほどの Walk 5 よりも家から近かったので、ちょっと時間が空いてるときにサクッと行くハイキングルートとして何度も利用しました。なので、全体を通しで歩いたことはありません(約2時間かかります)。ヤシの木などの草木に囲まれる中でのハイキングは最高で、1歩進むごとにストレスが体外へ放出されていくような気分でした。ブッシュ内は、木陰のおかげで全体的にひんやりしているので、夏の日中でも、強い日差しを忘れてハイキングを楽しめました。途中に出会う野生のウサギたちにも癒されましたね〜。警戒心がすこぶる強いので、すぐ逃げられてしまうのですが(笑)。

Waiheke Island walkways Walk6 はブッシュの中を行く

Waiheke Island walkways “Walk6” はブッシュの中を行く

ブッシュから眺める海

ブッシュから眺める海

こんな景色をスキマ時間に拝めれるなんて、贅沢な暮らしだったなと、改めて思う

こんな景色をスキマ時間に拝めれるなんて、贅沢な暮らしだったなと、改めて思う

Walk 8

Walk 8 は、Orapiu Bay 〜 Pearl Bay までのルートで、ワイヘキ島の最南東に位置します。海岸沿いの道を往復するシンプルなルートですが、上にあげた他のルートからは少し離れた場所にあるので、ワイヘキ島のまた違った風景を楽しめます。特に良いと思ったのは、とても静かなところです。海外沿いなので、ブッシュと比べると動物の声も少なく、聞こえてくるのは波の音だけ。そんな中でのハイキングは、心なしかいつもより時間がゆったり流れているように感じました。地図に記載されているルートの後半部分が分かりにくく、間違った道を進んでしまいましたが、最終的に合計2時間ちょっとでスタート地点に戻れました。

Waiheke Island walkways Walk 8

Waiheke Island walkways “Walk 8”

とても静かで、聞こえてくるのは波の音だけ

とても静かで、聞こえてくるのは波の音だけ

このビーチは別荘地なのか、人の気配があった

このビーチは別荘地なのか、人の気配があった

ワイヘキ島のビーチ

ワイヘキ島には、特に北の海岸沿いにビーチが点在しています。ハイキング中にも小さいビーチを見つけることはありますが、有名どころは「Oneroa Beach」「Onetangi Beach」「Palm Beach」の3つだと思います。ただこれは個人的な意見ですが、ワイヘキ島の夏は思ってたより暑くなかったです。どちらかと言うと、風が強くて肌寒い「海水浴するには寒すぎる日」が多かった印象で、そんな日はいさぎよく海水浴は諦めて、浜辺でゆっくり日光浴を楽しみました。それでも欧米系の人(ウチの嫁は除く)は、楽しそうに海水浴してたりしたので、「自分たちは寒さに弱いんだなぁ」と、しみじみ思いました。

Oneroa Beach(オネロアビーチ)

オネロアの街のすぐ近くにあるビーチ。周りにレストランなどお店がたくさんあるので、短期滞在するならこのビーチが一番良いと思います。オークランドシティ行きのフェリー乗り場からも一番近いです。

オネロアビーチにて、ハイキング後の日光浴

オネロアビーチにて、ハイキング後の日光浴

Onetangi Beach(オネタンギビーチ)

上のオネロアビーチと、同じぐらい人気のビーチです。ビーチ沿いにはリゾート施設が立ち並んでいて、レストランも何軒か近くにあります。僕らは天気に恵まれず、ここでは一度も海水浴できませんでした。

その代わりと言ってはアレですが、2019年2月17日に「Onetangi Beach Races」を観にこのビーチを訪れました。(おそらく)毎年やってるイベントで、海上でのボートレースや浜辺でのホースレースを楽しめる一風変わった内容です。「ホースレース」と聞いていたので、日本の競馬のようなものを想像していましたが、蓋を開けると、小さめの馬たちが子供の乗った馬車を引っ張ってレースするという、中々シュールなものでした(笑)。

Onetangi Beach Races で賑わうオネタンギビーチ

Onetangi Beach Races で賑わうオネタンギビーチ

ボートレースの様子(海の上)

ボートレースの様子(海の上)

ホースレースの様子(シュール)

ホースレースの様子(シュール)

Palm Beach(パームビーチ)

オネロアとオネタンギのちょうど間に位置するビーチです。こじんまりしていて、上の両者と比べると人も少なめ。ゆったりと日光浴・海水浴を楽しみたい時はこのビーチが一番良いと思います。

ゆったり過ごせるパームビーチ

ゆったり過ごせるパームビーチ

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