引っ越しで家を退去する時など、粗大ごみの処分ってめんどくさいですよね。
1つ2つならまだしも、細かいものがたくさんあると何をどう捨てれば良いのか…
こんなことに頭を使って疲れるのは勿体ない気がします。
そこで今回は退去時に「粗大ごみ回収業者」を利用することにしました。
利用した粗大ごみ回収業者
今回利用したサービスは「快適空間」というサービスの積み放題プランです。
対応エリアは、東京・埼玉・神奈川・山梨の4つで、
粗大ごみを含む「不用品」を軽トラックに好きなだけ積み込んで回収してもらえます(食料ごみは除く)。
今回は積み放題プランの中でも「軽トラ重量制プラン」を選びました。
重量 | 料金 |
---|---|
150kg 以下 | 18,000円 |
150kg 超 | + 150円/kg |
150kgまでは定額で、高さ制限もありません。
安くはない値段ですが、退去する時に整理しないといけないことは山ほどあるので、
業者に頼れるところは頼って、自分の時間はより生産性の高いことに費やすべきです。
自分で粗大ごみを処分してもそれなりにコストがかかるので、十分利用価値のあるサービスだと思います。
サービスの詳細はこちら:
実際に使ってみて思ったこと
想定していませんでしたが、あれこれ積んでいくと150kgはすぐに到達してしまいます。
一人暮らし用の冷蔵庫で30kg、洗濯機で20kgぐらいあります。
そこに机、椅子、棚…などなど乗っていくと、あっという間に150kgです。
150kgを超える部分は追加料金になるので、思わぬ出費となってしまいました。
また、当たり前かもしれませんが軽トラックは案外小さいです。
業者さんはパズルのように隙間なく積み込んでくれましたが、
もともとの容量に限りがあるので、いくつかの粗大ごみは乗せることができませんでした。
なので、この類のサービスは「計画的に利用すべき」です。
計画の立て方
粗大ごみ回収業者を賢く利用するには、どのように計画すればよいでしょうか?
「積み放題プラン」と「自治体での処分」の特徴を比較して考えていきます。
積み放題プランの特徴
今回の積み放題プランでは150kgを超えてしまうと、どんどん割高になっていきます。
150kg以下の場合、
18,000円 / 150kg = 「120円/kg」なのに対し、
150超では、
「150円/kg」だからです。
できるだけ150kg近くに留めたいところですね。
自治体での処分の特徴
回収業者を使わない場合は、自治体で粗大ごみを処分してもらうことになります。
自治体での処分費用はコンビニなどで手数料シールを購入して支払います。
詳細は地区ごとに異なりますが、シールは1枚数百円するので、
どれだけ軽い粗大ごみでも数百円の処分費用がかかります。
渋谷区を例にとると、最低処分費用が400円なので「アイロン」や「トースター」などの小さいものでも400円かかります。
また渋谷区の場合、洗濯機、冷蔵庫などの家電は自治体でなく「リサイクルセンター」に連絡をして処分してもらいます。
この処分費用は、冷蔵庫(小)で3,672円、洗濯機で2,484円かかります(+ 収集運搬料金)。
渋谷区の粗大ごみ処理手数料の詳細はこちら:
結論:軽いものは「積み放題」、重いものは「自治体」
それぞれの特徴を考えると、軽いものは「積み放題プラン」、重いものは「自治体」で処分するのがベストだと思います。
「軽いもの」の目安は3kgぐらいです。
積み放題プランだと150kgまでは「120円/kg」なので、3kgでも「360円」です。渋谷区の最低料金よりお得ですよね。
3kgを超える粗大ごみは、「重いもの」と「大きいもの」を優先して自治体での処分に振り分けます。
そうすることで重量制限や積載スペースを節約できます。
これらのルールに則れば、粗大ごみ回収業者のサービスを最大限活用できますね。
繰り返しになりますが、
業者に頼れるところは頼って、自分の時間や集中力はより生産性の高いことに費やしていきましょう。
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