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ニュージーランド:ワーホリビザの申請から取得まで

このたび、ニュージーランドに長期滞在するためにワーキングホリデービザを取得しました。

ビザ申請に際して、「胸部X線検査の結果」を提出しないといけなかったので、わざわざ病院に赴くのが少しめんどくさかったです。

その申請から取得までに必要だった手続きを以下で説明していきます。

スケジュール感

ビザ取得までのスケジュール感はざっと次のとおりです。

日付 内容
8月19日 オンライン申請
8月21日 ビザ検診のお知らせメール(自動)
8月30日 ビザ検診の受診
8月31日 電子証明書の提出(自動)
9月4日 ビザ取得

オンライン申請後、だいたい2週間でビザを取得することができます。

それでは1つ1つの手続きを詳しく見ていきましょう。

オンライン申請

ビザの申請手続きはオンラインでポチポチと入力していくだけなので、英語が読める人であれば数十分で完了します。

英語が読めなくても丁寧に日本語訳してくれているサイトもあるので、それらを参考にすれば簡単にできると思いますよ。

まずはニュージーランドの入国管理局の Japan Working Holiday Visa ページにアクセスします。

「APPLY NOW」からアカウントを作成します。

Create Account

アカウント作成後ログインし、「Working Holiday Schemes」の手続きを進めていきます。

そんなに難しいことはありませんが、Health の “Tuberculosis”(肺結核)の質問には注意が必要です:

In the 5 years prior to this application, have you spent (lived in and/or visited) a combined total of 3 months in any country or countries NOT considered low risk for TB.

If you’re a passport holder of a country NOT considered low risk for TB you may be required to submit an x-ray certificate when you submit this application.

日本は肺結核のリスクが低い国でないとされているので、日本人は胸部X線検査を受ける必要があります。

なのでこの質問の答えは「Yes」です。

全ての項目を記載した後は、ビザ申請費用の支払いです。

ドイツ人は2万円弱のビザ申請費用をこのタイミングで支払っていました。

一方、日本人はビザ申請費用が無料なので決済ページの表示はなく、あとはオンライン上で提出するだけでした。

提出が終わると次の画面でビザ検診を受けるようにいわれます。

ビザ検診

ビザ検診のお知らせメール(自動)

申請から2日後に次のような自動メールを受信しました。

要点は「ビザ検診が必要です!」というリマインドと、「9月3日までに検査結果を提出してください!」という提出期限の2つです。

検査結果が出るまで最長3営業日かかるので、オンライン申請した翌週中には受診しておきたいところです。

ビザ検診の受診

電子証明可能な病院

ニュージーランドのワーホリビザ用に検診結果を電子データで証明してくれる病院は限られています。

対応している病院はニュージーランドの入国管理局HP上で確認できます:

東京だと、

  • 聖母病院(中落合)
  • Tokyo Medical and Surgical Clinic(芝公園)

の2箇所です。

これ以外の病院で受診してもビザ申請は進められますが、自分で書類を埋めたり、入国管理局宛にメールを送信したりしないといけないので何かと面倒です。

なので、できる限りこれらのリストに載っている病院で受診することをおすすめします。

聖母病院での受診

自分の場合、最寄りの聖母病院(中落合)で検診を受けました。

「国」と「ビザ」の種類によって検診可能な時間帯が決まっているようなので、ちゃんと確認してから予定を確保するようにしましょう。

電話で予約しましたが、「ビザ検診の予約がしたいです。」と伝えるとスムーズに担当者につないでくれます。この「ビザ検診」がキーワードです。

当日はパスポートが必要なので、忘れないようにしましょう。

ビザ検診の受付は、病院の入り口の右手にある階段を上った2階にあります。

朝の9〜10時の検診で9時前に到着しましたが、すでに何名かいたので自分の番まで数十分待ちました。病院自体は9時より前からやっているので、もう少し早く行けば良かったです。

検診は胸部X線だけなので15分ぐらいで終りました。待ち時間を入れても合計30分ぐらいですね。

受付で電子証明の「Information Sheet」をもらい、1階の自動精算機で料金を支払えば帰れます。

検診料は11,560円でした。クレジットカードでも払えます。

電子証明書の提出(自動)

通常、検診から3営業日以内に、病院からニュージーランドの入国管理局に検診結果のデータが提出されます。

自分の場合は、検診の翌日に次の自動メールを受信しました。

PRIVATE AND CONFIDENTIAL

“Your health examination results show no abnormal or significant findings.” なので、

特に異常はない」ということです。

入国管理局のHPにログインし、ビザのステータスを確認してみると、ちゃんと「Application Received」になっていますね。

has received

あとはビザ取得の承認を待つのみです。

ビザ取得

検診から5日後(3営業日後)に以下の承認メールが届きました。

ビザ取得

晴れてビザ取得です。

入国管理局のHPにログインし、eVisaの内容を確認してみます。

eVisa

“Your work visa enables you to travel to and enter New Zealand before 3/09/2019

とあるように、ビザの承認が降りた日から1年以内に入国すればよいのですね。

入国日にワーホリビザの適用がスタートするので、その日から1年間ニュージランドに滞在することができます。

あとは実際に入国するのみ!

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