INA BAUER

旅日誌 #4:ワイヘキ島 (Waiheke Island) に向かう

ワイヘキ島 (Waiheke Island ) に向かう

2019年1月19日

ニューリンでの2週間の滞在が終わり、ニュージーランド初の移動日を迎えます。荷物を一切合切(いっさいがっさい)車に詰め込み、朝10時にチェックアウトしました。

僕らの次の滞在地はワイヘキ島(Waiheke Island)です。オークランドの東北東(Hauraki湾)に位置するこの島は、オークランド市内からフェリーでたった30分で行けるので、人気のある観光・別荘地です。(ちなみに、英語での発音は「ワイヘキ」より「ワイヒキ」に近いです。)

ニュージーランドでのこの夏(1月〜3月)はワイヘキ島で過ごします。山と海に囲まれてのんびり、ゆっくりと。東京での生活も気に入っていましたが、そんな島生活を欲していたんですね。

フェリーチケットの購入

オークランドからワイヘキ島へのフェリーチケットは SEALINK のサイトで事前に予約します。一度ワイヘキ島に到着すれば、1ヶ月半の間、島内のみでの生活となるので、出発する前にオークランドへ立ち寄りたいと思い、フェリーの時間は遅めの「18:00」を選びました。タイムテーブルの都合で、出港場所はオークランド市内ではなく、そこから車で15分ぐらい東にいった「Half Moon Bay」になりました。料金は、車1台と大人2名で146ドルでした。

出発前のオークランド

ワイヘキ島には一応「街」もあって、買い物や食事を楽しめる場所もあります。しかし、オークランドの規模とは比較にはならず、大きな商業施設などはもちろんありません。そこで、「都会暮らし」が恋しくならないよう、島生活が始まる直前にもう一度オークランドを訪れることにしました。

いつも通り The Civic 裏にある Civic Car Park(野外)に車を駐車します。ここは11.50ドルで長時間(正確な時間は忘れた)駐めておけるので、めちゃくちゃ安くはありませんが、時間を気にしなくて良いのでオススメです。

名残惜しげに海岸エリアQueen StHigh St の辺りを散策した後、「City Works Depo」にある Odettes Eatery というレストランでランチを食べました。雰囲気良く、味も美味しかったですが、サイズ感が小さめだったので、ワンプレートだけだと腹六分目ぐらいでした。ニュージーランドのお洒落なレストランは、大抵こういうサイズ感なので、「これがニュージーランドサイズなのか…?」と思いました。

Odettes Eatery 外観

Odettes Eatery のサーモン

City Works Depo には、他にもおしゃれな飲食店が集まっていて、別の日に Food Truck Garage で食べたフィッシュバーガーも美味しかったです。その他、The BotanistBest Ugly Bagels も良さそうでしたが、機会がなくて行けずに終わってしまいました。(Best Ugly Bagels は後にウェリントンで行くことになります。)

Food Truck Garage のフィッシュバーガー

いざ、ワイヘキ島へ!

心もお腹も満たされ、心置きなくオークランドを後にします。出発30分前の17:30に Half Moon Bay のフェリー乗り場に到着。係員の合図で順番にフェリーに乗り込んでいきます。

フェリーに乗り込む

間もなく船はワイヘキ島に向けて出港しました。僕らはフェリーの甲板に上がり、海から見るオークランドの景色を楽しみました。18時を過ぎているのに空はまだまだ明るく、照りつける日差しが肌を刺激します。ニュージーランドは紫外線が強いので、皮膚ガンに気をつけないといけません。しばらくしてから船内に入り、到着までの時間を過ごしました。

海から見る、オークランド郊外

ワイヘキ島の Kennedy Point にフェリーが到着し、乗った時と同じ順番で車が下船します。僕らは一旦、路肩に車を駐め、Rocky Bay エリアに位置するエアビーアンドビーの住所を Google Maps に入力しました。しばらくはアスファルトのメインロードを道なりに進んでいきましたが、右折して更に進むと幅の狭い山道へとだんだん変わっていきます。一応コンクリート舗装はされていますし、車2台は通れるぐらいの幅はあるのでそこまで最悪な道ではありません。ただ、地元民の運転速度が速いので、対向車が怖かったり、ちょっと煽られたりもしました。直に自分も同じようなスピードで運転するようになるのですが(笑)。

エアビーアンドビーの物件は Rocky Bay の山の中にありました。車道を少し上がった路地に車を駐め、長く急な坂道を登っていった所に家が建っています。2階にはイタリア人のオーナー(通称:れんちゃん)が住んでいて、僕らはその1階を貸切で使わせてもらいます。オーナーのれんちゃんはとても親切で、ローカルな情報を教えてくれたり、何かと気にかけてくれたりしました。

山の高い所に位置しているので、家からはオークランドまで続く海原を一望できます。天気の良い日は、遠くにスカイタワーを見ることができました。こんな自然に囲まれた最高の環境でニュージーランドの夏を過ごしてゆくのであります。

Waiheke Island の家から見える景色

つづきを読む

2019年1月20日ワイヘキ島に到着した翌日。僕たちは早速、島内唯一の街 オネロア (Oneroa) を訪れました。エアビーアンドビーで借りた家(Rocky Bay)からは車で15分ぐらいで行けます。この日の天気は最高で、街への道中、透き通るように青い海と鮮やかな緑に魅せられ...
旅日誌 #5:ワイヘキ島、唯一の街オネロア (Oneroa) - INA BAUER