こんにちは、イナバウアーです。
2019年の1月〜10月まで夫婦2人でニュージーランドでノマド生活をしていました。
一般的に「ニュージーランドは物価が高い」と言われますが、実際に必要なノマド生活費はどれぐらいだと思いますか?
今回のエントリでは、夫婦2人で実際にかかったニュージーランドの生活費を赤裸々公開します。
生活スタイルについて
「生活費」といっても、生活スタイルによってその水準は様々です。
実際にかかった費用を公表する前に、まずは僕たちの生活感をざっくり共有します。
僕たちのノマド生活
平日は、夫婦揃ってフルタイムでリモートワークしています。休日は、観光地を訪れたり、外でアクティビティしたり、家でゆっくりしたり、海外生活を満喫しています。
僕たちの食生活
平日は完全に自炊です。休日は、カフェにいったり、レストランにいったり、テイクアウトしたり、現地の人気店をちょくちょく訪れます。
ニュージーランドでの家
家はすべてエアビーアンドビーで手配しました。
基本的な物件の条件は、まるまる貸切、長期滞在、WiFiあり、テレビあり、キッチンあり、ダブルサイズベッド、部屋複数、好立地、高評価の物件、といった感じです。
予算感は「月140,000円〜160,000円」で、それより低ければなお良しです。
ニュージーランドでの旅行感
僕たちは車を購入し、10ヶ月かけてニュージーランドの北島から南島まで、主要な観光地をほとんど巡りました。
具体的なルートとしては、
オークランド → ワイヘキ島 → カイタイア(ケープ・レンガ) → ワイタンギ → ロトルア → ウェリントン → ワナカ → クイーンズタウン → テ・アナウ(ミルフォード・サウンド) → マウント・クック → アベルタスマン → ネルソン → ピクトン → カイコウラ → クライストチャーチ
といった感じです。(思い出す限りざっと書きましたが、所々抜けてるかもしれません。)
春〜秋はたくさんハイキングに行き、冬はスキー・スノボーを満喫しました。
実際にかかった生活費
それでは本題に入り、実際にニュージーランドで10ヶ月生活してかかった費用を公表します。
10ヶ月の支出合計額は「3,568,000円」で、その内訳は次の通りです。
※ NZDで支払ったものは、すべて平均購入レート「71.5円/NZD」で換算しています。
項目 | 金額 | 金額/月 | 月1人あたり |
---|---|---|---|
家賃 | 1,600,000円 | 160,000円/月 | 80,000円/月 |
生活費 | 1,400,000円 | 140,000円/月 | 70,000円/月 |
車関連 | 390,000円 | 39,000円/月 | 19,500円/月 |
旅費 | 178,000円 | 17,800円/月 | 8,900円/月 |
合計 | 3,568,000円 | 356,800円/月 | 178,400円/月 |
生活費
生活費には、食費、外食、生活用品費、ジム代、その他趣味(映画館代など)の支出が含まれます。
車関連
車関連「390,000円」の内訳は次の通りです。
- 車代:214,000円(6,000ドルで購入 → 3,000ドルで売却)
- ガソリン代:142,000円
- 維持費:34,000円(保険など)
旅費
旅費には、入場料、フェリー代などが含まれます。
補足:旅行前にかかった費用は考慮外です
ビザ取得費用や航空券代は、上の集計金額に含まれません。
振り返って思うこと
ニュージーランドでの生活費を振り返って思うことを書きます。
ガソリン代が多い理由
ガソリン代が「142,000円」かかりましたが、これは車で旅したことが理由です。総走行距離は「約14,000km」なので、1kmあたり10円ほどの計算になります。
家賃と外食費(人件費)の物価は高い印象
地域にもよりますが、家賃はやや高めの印象を受けました。特に、クイーンズタウン・ワナカ界隈は、予算内の「まるまる貸切物件」を探すのは大変でした。(ちょっと足がでたと思います。)もちろん、部屋の種類を「プライベート個室」や「シェアルーム」に格下げすれば、より安い値段で物件を借りられます。
また、人件費もやや高めの印象で、外食などのサービス支出は日本よりも高くつくように感じました。
自炊すれば生活費はそこまで気にならない
食材も普通のスーパーでは全体的にやや高めの印象ですが、アジアンスーパーや土日のマーケットに行けば、野菜・果物を安い値段で調達できました。なので、自炊するかぎりは物価の高さはそこまで気にならないと思います。
まとめ
夫婦2人でニュージーランドで10ヶ月間ノマド生活した結果、生活費・旅費などすべて含め、月々35万円ぐらいかかりました。車を買わなかったり、外食を控えたりすれば、もっと節約できると思いますが、存分に満喫するのであればこれぐらい(もしくはそれ以上)は見ておいた方がいいでしょう。
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