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荷物版Airbnb「Bagbnb」で海外旅行中の荷物を預ける

こんにちは、イナバウアーです。
先日初めて、荷物版Airbnbこと「Bagbnb」を利用しました。

フライトまでの時間を手ぶらで観光したい時などに、大きな荷物の預け場所として最適なサービスです。

今回はそんなBagbnbについて掘り下げます。

Bagbnb、かなり便利なサービスでした。

Bagbnbとは

Bagbnbとは、言わば「荷物版Airbnb」で、荷物を預かって欲しい人と、荷物を預かれるホストをつなぐ、プラットフォーム型のサービスです。

次の文章は、How It Works ページの冒頭の引用です。

With BAGBNB you can enjoy the very last moments of a trip or vacation without luggage.

「旅行の最後の瞬間まで手ぶらで旅を楽しむ」をコンセプトに作られたサービスのようですね。

Bagbnbの何がいいの?

Bagbnbを使うと何が嬉しいか?実際に使ってみて良いと感じたことは次の3つです。

1. 世界中で使われている

Bagbnbは、世界中で使われているサービスです。

海外旅行で色んな都市を訪れても、まずBagbnbで探せば、大きな荷物を預かってくれる場所が見つかります。

大きな荷物を引きずって街内を探し回ったり、グーグルで大きなロッカーの場所を検索したりする時間とは、これでおさらばできます。

2. 荷物ひとつ定額料金

どのホストに預けても、荷物1つあたり定額料金(1日)で預かってくれます。

各国で通貨が異なるので、全世界共通の金額ではありませんが、「1日5ユーロ」が基準になっています。

なので、イギリスであれば「5ポンド」、アメリカであれば「6米ドル」、ニュージーランドであれば「8NZドル」という具合です。

3. 500ユーロの補償付き

預けた荷物はすべて、1つあたり500ユーロの補償が付いてきます。(補償はどの国で預けてもユーロです。)

追加費用なしで、荷物の損傷や盗難のリスクに備えられるのは嬉しいですよね。

なお、ホスト側は「個人」ではなく、コンビニなどの「ビジネス」が中心なので、そういった点でも安心して荷物を預けられます。

Bagbnb利用上の注意点

Bagbnbを利用してみて、少し気になった点をいつくか紹介します。

具体的な住所が載ってない?

自分が旅行中の都市で検索してみると、ホストの候補が一覧で表示されます。

が、そこにはおおまかな住所しか記載されていません。

これはセキュリティ面を考えて、あえてこのようにしている、とのことです。

予約すればちゃんと住所を確認できるので、全く問題ないのですが、知っていないと少し不思議に思ってしまう仕様だと思います。

「荷物」の単位

Bagbnbの課金単位は「荷物 (luggage)」です。

そしてこの「荷物」に大きさや重さのサイズ制限はありません。

大きなスーツケース1つでも、手さげカバン1つでも、預かり料は同じです。

つまり、小さいカバンはコインロッカーに預けた方がお得です。

事前予約・決済が必須

Bagbnbは、オンラインでの事前予約・決済が必須です。

例えば、スーツケース1つと、手さげカバン1つを預ける場合は、「荷物2つ」の予約・決済をしていないといけません。

当日に「追加でカバンを1つ預けたい!」となっても、ルール上は対応してもらないので、この点注意しましょう。

実際に利用してみた

先日ニュージーランドを出国しましたが、フライトの時間が夜だったので、Bagbnbにお世話になりました。

クライストチャーチでなかなか荷物預かり所が見つからず、Airbnbのチェックアウト後に大量の荷物をどうするか困っていたので、同サービスには助けられました。

以下で具体的な利用手順を整理します。

1. ユーザ登録する

まずはユーザ登録です。LOG INモーダル内の「Create One!」リンクから新規登録できます。

2. 都市を選ぶ

ユーザ登録できれば、トップページにいき、検索したい都市名を入力・選択します。

3. ホストを選ぶ

都市を選ぶとホストの一覧が表示されます。そこからホストを選び、詳細ページの予約フォームに「預ける期間」と「荷物の数」を入力して、「BOOK NOW!」をクリックします。

4. 料金を支払う

決済ページが表示されるので、料金をクレジットカードで支払います。

支払いが完了すると、予約の詳細と合わせて具体的な住所を確認できます。

5. 荷物を預ける(当日)

あとは当日ホストのところに荷物を持っていき、「Bagbnbで予約しました」と伝えれるだけでOKです。

予約詳細にQRコードが載っているので準備しておきましょう。

なぜか僕のホストはQRコードは使わず、紙で管理していましたが(笑)

TIPS: 小さい荷物はコインロッカーに預ける

先ほどもチラっと書きましたが、Bagbnbの料金は、荷物のサイズに関わらず定額です。

小さい荷物は割に合わないのでコインロッカーを使うようにしましょう。

クライストチャーチの場合、Bus Interchange にコインロッカーがあります。

小さめのキャリーケースが入る大きさで、1日2ドルで利用できました。近くにBagbnbのホストもたくさんあるので、オススメの荷物預かり場所です。

Bus Interchange のコインロッカー

Bus Interchange のコインロッカー

まとめ

Bagbnbを使えば、世界中のどこの都市にいても、「1日5ユーロ」で荷物を預けられます。

ホストをやっているのは個人ではなくビジネスで、「1荷物500ユーロ」の補償も付いているので安心して利用できます。

ホテルのチェックアウト後、フライトまでに時間がある場合はぜひ利用してみてください。

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