Work

ドロップシッピング始めるなら知っておきたい基本まとめ

ドロップシッピング始めるなら知っておきたい基本まとめ

こんにちは、イナバウアーです。
ドロップシッピング事業を始めるにあたり、OberloDan Vas氏の動画で色々調べました。

今回のエントリでは、その中で学んだ「ドロップシッピング始めるなら知っておきたい基本」についてまとめます。

難しいからこそ、挑戦したくなるビジネスモデルです。

ドロップシッピングとは?

ドロップシッピングとは、マーケティングと販売のみを自社 (オンライン) で行い、製造・配送は専門業者に委託する、というeコマースにおけるビジネスモデルの1つです。

自社での在庫管理が不要なので、5-10万円程度の初期投資で始められる一方、大金を稼げる可能性を秘めており、欧米圏では Oberlo (AliExpress) や Alibaba などのサプライヤープラットフォームを使ったドロップシッピングでボロ儲けしている人がチラホラいます。

ただ、技術的なハードルはやや高めで、また、何よりマーケティングセンスが問われます。

なので、難易度は結構高めなビジネスだと思います。

ドロップシッピングの魅力

ドロップシッピングの魅了は、はじめ易さスケーラビリティです。

少し勉強すれば誰でも5-10万円程度で始めることができ、ストアを開設したその日に売上をあげることもできます。

また、自社で製造・配送しないので、ひと度、利益の出る広告モデルを確立できれば、広告費用を増やすだけでどんどんビジネスをスケールさせられます(仕入先の供給量が上限)。

ドロップシッピング成功のための4つの変数

ドロップシッピングを成功させるためには、次の4つの変数をすべて整えなければいけません。

  1. 商品
  2. ターゲティング
  3. オンラインストア
  4. 流入

変数その1:商品

商品選びは、通常 Oberlo (AliExpress) や Alibaba などのプラットフォームで行います。その数ある商品の中から売れる商品(Winning Product)を見つけ出さなくてはいけません。

日本のサプライヤーについて

ドロップシッピングに対応している日本の卸業者もわずかにありますが、商品のラインナップが微妙で、かつ、すでに日本のアマゾンや楽天に出品されていることが多いです。またコスト面でも、ほとんどの場合、中国の業者を使う方が安いです。したがって、国内倉庫から配送できるメリットはありますが、ファーストチョイスはやはり、前述の中国系プラットフォームになるでしょう。

変数その2:ターゲティング

売れる商品であっても、売るべき相手に提示しなければ買ってもらえません。そのため、広告でテストマーケティングをしたり、コミュニティやブランドを構築したりしながら、適切なターゲット層を見つけ出さなくてはいけません。

変数その3:オンラインストア

売れる商品を売るべき相手に提示しても、オンラインストアが胡散臭かったり、魅力がなかったりすれば購入してもらえません。感情に働きかけるような説明や、ソーシャルプルーフなど、必要な要素を盛り込んだオンラインストア(特にランディングページ)を作る必要があります。

海外では、Shopify を使ったストア構築が一般的です。

変数その4:流入

上記3つが整っても、オンラインストアへの流入が少なければ売上には至りません。Facebook・Instagram の広告などを活用し、スケーラブルな流入経路を確保する必要があります。広告を作成する場合は、コピーライティングとクリエイティブ(動画や画像)が高パフォーマンスに不可欠です。

成功している2つの戦略

僕がリサーチをおこなった限り、成功しているドロップシッピングストアは、次のいずれかの戦略を採っています。(もしくは、それらのハイブリッド。)

戦略その1:衝動買い狙い

衝動買い狙いに特化した戦略です。魅力的なクリエイティブ(動画や画像)を Facebook・Instagram 広告で走らせ、そこからオンラインストアに流入、そしてそのまま購入まで持っていきます。

初期段階から広告主導でテストを行うため、5-10万円程度の初期投資が必要です。1ヶ月ほど広告を運用し、「成功のための4つの変数」が充たされているかを検証します。

広告費用に見合う利益が上がると判断すれば、いけるところまでスケールさせていきます。一方、広告費用に見合う利益が上がらないと判断すれば、そこではオンラインストアは停止させます(もしくは別の商品に切り替えます)。

戦略その2:コミュニティ構築

まず、コミュニティ作りやブランディングを通して、特定のニッチでの存在感を獲得します。そして、そこから広告なども活用しながら、オンラインストアでの購入に繋げていきます。

最初から広告を導入することもできますが、まずはオーガニック流入だけでも始められます。例えば、Instagram のユーザとの関わりを通じて、自分に合うターゲット層を見つけ出し、そこから徐々にフォロワーを増やしていく、などです。

広告なしで最初の売上をあげることができれば、その時点で「成功のための4つの変数」の最低条件は充たされていると考えられます。

衝動買い狙い vs コミュニティ構築

衝動買い狙いは、広告費用として5-10万円程度の初期投資が必要です。お金がかかる分、より早いサイクルでデータに基づいた検証が進められます。

一方、コミュニティ構築は、オーガニック流入だけでも始められるので、必要な初期投資はほぼ0円です。ただ、広告なしで最初の売上をあげるまでには、ある程度の期間と人的リソース(Instagram で毎日コメントするなど)が必要です。

戦略 初期投資 検証サイクル
衝動買い狙い 5-10万円 早い
コミュニティ構築 0円〜 遅い

今からでも参入できる?

ドロップシッピングは、あくまでビジネスモデルの一形態であり、詰まるところは「いかに商品を売るか」が鍵になってきます。

これって、もっとも原始的かつ基本的な商売の基本ですよね?

なので、「売れる商品」と「売るべき相手」さえ見つかれば、どんなタイミングでも参入できるビジネスだと思います。

だたし、オンラインストアの構築や広告運用など、技術的なハードルはやや高いです。また、商品選定とそのマーケティングは、商売の手腕が問われます。

ここら辺のスキルは、トライアンドエラーを繰り返し学習していくしかないので、それなりの投資と辛抱強さが必要です。

あと、海外の仕入業者を使う場合は、それなりの英語力も必要です。

まとめ

今回は「ドロップシッピング始めるなら知っておきたい基本」について整理しました。

どれも成功するのに欠かせない基本的な情報なので、ドロップシッピングを始めようと思っている人の参考になると嬉しいです。

僕自身も行き詰まった時は、しっかり基本に立ち返って考えたいと思います。

You Might Also Like

No Comments

    Leave a Reply