海外の歯科治療費は日本と比べると高額です。
物価の高い先進国だと1本の虫歯治療に20万円かかったりします。
歯科治療費を保険でカバーしようとしても、あんまり選択肢がなかったり、保険のコスパが悪かったりするんですよね。
そこで私は保険を利用する代わりに、
「歯科治療費を自己積立」+「徹底的に虫歯予防」
する方法をとっています。
詳細はこちらの記事:
ここでは徹底的に虫歯予防するのに、「どうやって歯を手入れしていくべきか」を説明していきます。
徹底した歯の手入れ
虫歯予防にこれだけやっておけばOK!ということはなく、
一つ一つのことに気を配って、日常的に継続して取り組むことが大事です。
気を配るべきポイントはザッと次のとおりです。
1. 甘いものをあまり食べない
虫歯は、虫歯菌が糖分をエサに歯を溶かしていくことが原因です。
なので甘いものの摂取を控えれば控えるほど虫歯菌の活動を抑えられるので、虫歯の原因を根元から断つことができます。
2. 間食を控える
間食することも口内の糖分量を増やすきっかけになります。
できるだけ1日の食事回数を少なく保ちましょう。
3. フッ素入り歯磨き粉を選ぶ
フッ素は虫歯菌の活動を抑える効果があり、またカルシウムと結びついて歯を虫歯菌から守ってくれます。
歯磨き粉はフッ素が含まれているものを選ぶようにしましょう。
4. 電動歯ブラシを使う
電動歯ブラシの利用を強くおすすめします。
歯磨きではブラシの先を細かく動かして、しっかり、くまなく「歯垢」を落とすことが重要です。
この歯垢に虫歯菌が潜んでいるからですね。
手動の歯ブラシで手入れすると、数分も経てば腕がけっこう疲れてくるので、奥歯などの磨きにくい部分は特に「磨き漏れ」が残りやすいです。
この磨き漏れが虫歯につながります。
電動歯ブラシを使えば、手動の歯ブラシとは比較にならないくらい歯垢を落とすことができます。
私は「フィリップ ソニッケアー」を使っていますが、その商品説明(抜粋)は次のとおりです:
1 分間に約 31,000 回の高速振動と幅広い振幅の組み合わせにより音波水流を発生。歯間と歯肉縁もしっかりとやさしく磨きます。
「1 分間に約 31,000 回の高速振動」は、確実に手動では実現不可能ですよね。
歯に押し当てるだけでよいので、「磨き漏れをなくすこと」により集中できます。
電動歯ブラシを使ってない方は、これを機に利用を検討してみてください。
電動歯ブラシ「ソニッケアー」の詳細はこちら:
フィリップス ソニッケアー ダイヤモンドクリーン ディープクリーンエディション 電動歯ブラシ ホワイト HX9304/08
5. デンタルフロスする
電動歯ブラシの高速振動と音波水流でも、歯と歯の間の歯垢を完全に取り除くことは難しいです。
この歯間の歯垢はデンタルフロスや歯間ブラシを使ってケアします。
1日1回、寝る前の歯磨き後に手入れすればOKです。
6. マウスウォッシュで仕上げる
歯磨きの仕上げとしてマウスウォッシュをするようにしましょう。
電動歯ブラシ、デンタルフロスを持ってしても磨きにくい箇所があります。
歯と歯茎の内側のすき間である「歯周ポケット」です。
この歯周ポケットは、歯ブラシが届きにくいので自分で完全にケアすることが難しいですが、日々のマウスウォッシュで歯垢の蓄積を抑えることはできます。
口の中には「殺すべきでない菌」もいるという説もあるので、私たちはノンアルコールなどの低刺激のマウスウォッシュを利用しています。
7. 定期検診を受ける
上のすべてを毎日やっても磨き足りない箇所があったり、逆に磨きすぎて傷つけてしまっている箇所があったりします。
特に「歯周ポケット」はセルフケアで完全に掃除することは難しいです。
なので定期的な歯科検診でプロに手入れしてもらうことは大事です。
海外にいて保険が効かなかったとしても、年に1、2回は受診しておきたいですね。
関連記事:
No Comments