こんにちは、イナバウアーです。
オーストラリアには、観光ビザ(ETA)で3ヶ月滞在できますが、もっと長い期間滞在したいですよね?
ワーホリビザだと1年間滞在できますが、僕のようにワーホリ使用済みであったり、30歳超でワーホリが使えなかったりする人もいるかと思います。
そんな場合でもご安心ください。サブクラス600ビザを使えば、最大1年間の滞在が許可されます。そしてなんと、日本人であれば基本的に誰でもこのビザを取得できます。
僕は実際に、半年間滞在できるサブクラス600ビザを取得しました。ここではその申請から発給までの流れを整理します。
オーストラリアの600ビザ、速攻で取得できました。
手続きは全てオンライン。添付書類はパスポートのみ(銀行残高証明などは無し)。申請費用は145豪ドル。
これで6ヶ月間滞在できます。一応、知人の住所などは記載しましたが、こんな簡単に降りるもんなんですね😳
— イナバウアー@ニュージーランド (@kskinaba) August 26, 2019
サブクラス600ビザとは
サブクラス600ビザは、正確には「訪問ビザ(Visitor visa)」といい、旅行者としてオーストラリアを訪れる人に発給されるビザで、目的によっては最大1年間の滞在が許可されます。
そしてそのビザの対象者ですが、日本人であれば基本的に誰でもOKです。具体的には、日本国籍で、有効なパスポートを持っていて、犯罪歴がなければ、問題なく取得できます。
サブクラス600ビザの申請手順
サブクラス600ビザの申請は、オンラインでおこないます。なので、もちろん海外からでも可能です。(僕はニュージーランドから申請しました。)
まず、オーストラリア内務省の ImmiAccount にアクセスし、アカウントを作成します(アカウントがある場合は、ログインします)。
ログイン後、「New Application > Visitor > Visitor Visa (600)」を選択します。

サブクラス600ビザの申請画面
全20ページある申請フォームの1ページ目が表示されるので、そこから1ページずつ順番に埋めていきます。一旦、セーブすることもできるので、ある程度英語が読めれば問題なく進められます。
日本語での細かい解説はこちらのサイトが参考になりそうです:訪問ビザ(サブクラス600-観光ストリーム)~オンライン申請の詳しい解説
Funding details
「Funding details」の部分は英語の作文が必要なので、僕の方からもフォローしておきます。実際の回答内容を以下に記載するので、参考にしてみてください。
Give details of how the applicant’s stay in Australia will be funded:
Self funded
What funds will the applicant have available to support their stay in Australia?
I will support my stay in Australia with my personal savings. I can provide a bank account statement, if necessary to prove that I have sufficient savings.
Contact in Australia
オーストラリアにいる知人・友人の連絡先を記載するところですが、僕は友人の連絡先を使わせてもらいました。ビザの取得にどこまで影響あるか分かりませんが、埋めておくことが望ましい部分だと思います。(特に、滞在期間が長ければ長いほど。)
添付書類
申請フォームの最後の方で、必要書類の添付が求められます。
僕が添付したのは、必須の「Travel Document」のみです(パスポートの顔写真ページ)。「銀行残高証明」などの任意書類は、一切添付しませんでした。(上の「Funding details」に記載した通り、必要であれば提示します、というスタンスです。)
申請費用
申請フォームの提出時に、申請費用145豪ドルを支払います。クレジットカード決済などもできますが、僕はオーストラリアの銀行口座を持っているので POLi で決済しました。
わずか3日でサブクラス600ビザを取得!
場合によっては、追加書類や、面接が求められたりすることもあるので、ビザの申請は1ヵ月前までにおこなうのが望ましい、とされています。
しかし、僕の場合は、POLi 決済がおこなわれたその日にビザが発給されました。金曜日の夜に申請して月曜日の夕方にメール通知(IMMI Grant Notification)が来たので、かかったのはわずか3日です。

取得したビザの内容
取得したサブクラス600ビザ内容をみると、最大6ヶ月の滞在、最大3ヶ月の就学が認められています。一方、現地で働くことは認められていません。

6ヶ月までの滞在、3ヶ月までの就学が認められる
まとめ
ワーホリビザを申請した時も思いましたが、オーストラリアのビザ申請は、オンラインでサクッと済ませられるところが最高です。
サブクラス600ビザの申請フォームは20ページぐらいあり、すべての質問に答えるのはまぁまぁ面倒ですが、そこさえクリアすれば半年間(場合によって1年間)オーストラリアに滞在できます。
観光ビザ(ETA)の3ヶ月で物足りない人は、ぜひチャレンジしてみてください!
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