ニュージーランドでの車の運転は、日本と同じく右ハンドル・左側通行。
なので、日本で運転したことがあれば、すんなり運転できます。
ただし、交通ルールには、もちろん違う部分もあります。
そこで今回は、ニュージーランドで車を運転する時に
知っとくべき交通ルールのポイントをまとめました。
日本人が知っとくべき交通ルール
細かい違いは色々ありますが、特に知っておくべきは次の3つ。
これらを抑えておけば、安全に運転できます。
1. 高速は無料
高速道路(ハイウェイ)は、日本と違って無料です。
普通の道路からそのまま入ればOK。
高速の基本速度制限は「時速100km」です。
注意:有料道路もあります!
高速道路は無料ですが、オークランド界隈には次の3つの有料道路が存在します。
(※2019年1月時点です)
- Northern Gateway Toll Road
- Tauranga Eastern Link Toll Road
- Takitimu Drive Toll Road
これらの有料道路には料金所はありません。
カメラを使って、車のナンバープレートを自動集計しているからなんですね。
なので、利用料金は次のいずれかの方法で支払います。
① アカウントを作成して支払い:チャージした金額から引き落とし
② 利用の都度支払い:カード払い・銀行振込(オンライン)、現金払い(ガソリンスタンド)
頻繁に利用しない限り、「② 利用の都度支払い」で十分です。
支払期限は、有料道路を使った日から5営業日以内。
支払わなかった場合は、割高な利用料や罰金が請求されてしまうのでお忘れなく!
支払方法の詳細はこちら:
2. 路上駐車ができる場所
ニュージーランドでは路上駐車できる場所が多いです。
青い「P」の標識が目印です。
「P」の下に路上駐車の条件が書かれているので、ざっと確認しておきましょう。
20分駐めてOK
クポーンを買えば駐めてOK
3. 不慣れなラウンドアバウト
日本人にもっとも馴染みのない交通ルールが「ラウンドアバウト」。
信号のない、サークル状の交差点のことですね。
市街地を除けば、ほとんどの交差点がこの「ラウンドアバウト」です。
中にいる車が常に優先
ラウンドアバウトでは、中にいる車が常に優先されます。
新たにラウンドアバウトに進入するときは、中に車がいないことを確認してから入りましょう。
二車線に注意!
交通量の多いエリアだと、二車線のラウンドアバウトがあります。
正しい車線にいるか十分注意してください。
3つ目の出口(右側)を出るとき以外は、左車線を使っていると安全です。
ウィンカーの点け方
ラウンドアバウトに進入するときのウィンカーの点け方は次の通りです。
1つ目の出口を出る場合は、左のウィンカーを点灯させてラウンドアバウトに入り、そのまま出ます。
2つ目の出口を出る場合は、1つ目の出口を通過したタイミングで左のウィンカーを点灯させます。
3つ目の出口を出る場合は、右のウィンカーを点灯させてラウンドアバウトに入り、2つ目の出口を通過したタイミングで左のウィンカーを点灯させます。
ラウンドアバウトを使ってUターンする場合も、右のウィンカーを点灯させてラウンドアバウトに入りましょう。
ワンポイント・アドバイス:オフライン地図を活用せよ!
以上、3つのルールさえ抑えておけば、ニュージーランドでも安心して運転できます。
最後にワンポイント・アドバイス。
Google Map をカーナビ代わりに使いたくても、ネット環境がなかったり、通信容量に限りがあったりしますよね?
そんな時は Google Map の「オフライン地図」を活用しましょう!
事前に必要なエリアの地図をダウンロードしておけば、オフラインでも車の道案内機能を利用できます。
通信量ゼロで使えるカーナビは、海外滞在中は心強いですよ。
詳しいセットアップはこちらを参考にしてください:
Sources
- THE 12 GOLDEN RULES OF DRIVING IN NEW ZEALAND
- Stopping and parking | NZ TRANSPORT AGENCY
- About driving | NZ TRANSPORT AGENCY
- Where the toll roads are | NZ TRANSPORT AGENCY
- Toll road information FAQs Overview | NZ TRANSPORT AGENCY
- WHAT YOU NEED TO KNOW ABOUT TOLL ROADS IN NEW ZEALAND
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